年齢区分	0～	10～	20～	30～	40～	50～	60～	70～	80～	90～
患者数	4	5	4	8	35	76	174	280	250	47

平成29年4月1日～平成30年3月31日までに退院された患者様を対象としています。
年齢別で見ていくと、40歳以上から患者数が増加し、60歳以上ではさらに患者数が増えています。退院総数883名に対し、60歳以上の方が占める割合は85％にのぼります。
当院は、脳卒中や頭部外傷を主に診療していることから、60歳以上から脳卒中や外傷による頭蓋内血腫の発症率が上がるのがよく分かります。
若年層ではてんかんや頭部外傷による入院契機となっています。

脳神経外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
010060x2990401	脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満）　手術なし　手術・処置等１なし　手術・処置等２４あり　定義副傷病なし　発症前Rankin Scale 0、1又は2	111	17.95	16.38	5.41	70.14
010040x099x00x	非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（JCS10未満）　手術なし　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	53	39.49	19.10	13.21	65.74
160100xx97x00x	頭蓋・頭蓋内損傷　その他の手術あり　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	48	7.15	9.68	8.33	73.96
160100xx99x00x	頭蓋・頭蓋内損傷　手術なし　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	42	17.17	7.34	7.14	67.05
010230xx99x00x	てんかん　手術なし　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	34	5.26	6.32	2.94	66.85

脳神経外科での上位5位を示しています。1位脳梗塞、2位脳出血、3位慢性硬膜下血腫・手術あり、4位慢性硬膜下血腫・手術なし、5位てんかんの順になります。
昨年度と比較して順位に大きな違いはありませんが、てんかんの患者数が昨年度より6件増加し5位となりました。その内、症候性てんかんが10割を占めます。
平均在院日数については、当院での回復期リハビリテーション病棟での入院期間も含まれるため、全国平均に比べ長くなります。

消化器外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060330xx02xxxx	胆嚢疾患（胆嚢結石など）　腹腔鏡下胆嚢摘出術等	-	-	6.64	-	-
060340xx99x00x	胆管（肝内外）結石、胆管炎　手術なし　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	-	-	9.85	-	-
060090xx02xxxx	胃の良性腫瘍　内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術　その他のポリープ・粘膜切除術等	-	-	7.25	-	-
060102xx99xxxx	穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患　手術なし	-	-	7.87	-	-
060130xx99000x	食道、胃、十二指腸、他腸の炎症（その他良性疾患）　手術なし　手術・処置等１なし　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	-	-	7.39	-	-

患者数が10人未満のため「-」と表示しています。

	初発	再発	病期分類基準（※）	版数
Stage I	Stage II	Stage III	Stage IV	不明
胃癌	-	-	-	-	-	-	-	-
大腸癌	-	-	-	-	-	-	-	-
乳癌	-	-	-	-	-	-	-	-
肺癌	-	-	-	-	-	-	-	-
肝癌	-	-	-	-	-	-	-	-

	患者数	平均在院日数	平均年齢
軽症	-	-	-
中等症	-	-	-
重症	-	-	-
超重症	-	-	-
不明	-	-	-

発症日から	患者数	平均在院日数	平均年齢	転院率
3日以内	292	30.38	74.60	10.14
その他	63	63.21	74.10	2.25

脳神経外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K164-2	慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術	44	0.05	8.52	11.36	74.7
K1742	水頭症手術(シャント手術)	15	42.00	70.67	20.00	74.87
K609-2	経皮的頸動脈ステント留置術	12	12.42	19.83	0.00	74.58
K1781	脳血管内手術(1箇所)	11	1.00	10.64	0.00	62.36
K1643	頭蓋内血腫除去術(開頭)(脳内)	9	3.44	96.22	33.33	68.33

1位慢性硬膜下血腫、2位水頭症、3位内頚動脈狭窄症、4位脳動脈瘤、5位脳出血の順になります。昨年度と比較して順位に違いはあるものの、手術疾患に違いはありません。昨年度より上位5位の平均年齢が3歳下がっています。
水頭症は脳出血やくも膜下出血などが原因で数週間後から発症することから、術前日数が長くなっています。また、術後においても回復期リハビリテーション病棟にてリハビリテーションの必要性があることから、術後日数も比較的長くなります。

消化器外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	平均年齢
K7211	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満)	19	0.79	1.11	72.32
K672-2	腹腔鏡下胆嚢摘出術	7	5.00	12.00	71.57
K6534	内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(その他)	3	5.33	3.33	74.00
K6335	鼠径ヘルニア手術	2	1.00	5.50	78.00
K6851	内視鏡的胆道結石除去術(胆道砕石術を伴うもの)	1	24.00	4.00	76.00

内視鏡や腹腔鏡を用いて手術を行うため、身体の負担が少ない手術となります。

DPC	傷病名	入院契機	症例数	発生率
130100	播種性血管内凝固症候群	同一	-	-
130100	播種性血管内凝固症候群	異なる	-	-
180010	敗血症	同一	-	-
180010	敗血症	異なる	-	-
180035	その他の真菌感染症	同一	-	-
180035	その他の真菌感染症	異なる	-	-
180040	手術・処置等の合併症	同一	-	-
180040	手術・処置等の合併症	異なる	-	-

平成29年度 伊丹恒生脳神経外科病院 病院指標

平成29年度伊丹恒生脳神経外科病院病院指標