リハビリテーション部
言語聴覚療法部門
脳血管疾患の急性期から生活期まで、「話す・食べる」を一貫した支援
当院では、脳血管疾患の急性期から回復期、生活期まで一貫したリハビリテーションを提供し、患者様の早期回復と社会復帰を支援しています。 発症直後の早い段階からリハビリテーションを開始し、退院後の生活を見据えた支援を継続して行うことで、安心して地域での生活へ戻ることができるよう取り組んでいます。
患者様一人ひとりの症状や生活背景、目標に応じたリハビリテーション
ことばと認知の力を取り戻し、その人らしい生活へ

-
脳卒中や頭部外傷、神経疾患などにより、次のような症状がみられることがあります。
・言葉が出にくい(失語症)
・発音が不明瞭になる(構音障害)
・記憶や注意、段取り、判断が難しくなる(高次脳機能障害)
これらの症状は、日常生活の中で次のような形で現れ、生活や社会参加に大きな影響を及ぼすことがあります。
・思っていることをうまく伝えられない
・会話や電話、買い物などに不安を感じる
・仕事や家事の手順が分からなくなる
・約束や予定を忘れやすくなる
当院では、言語聴覚士が専門的な評価を行い、患者様一人ひとりの症状や生活背景、目標に応じたリハビリテーションを提供しています。
訓練では、以下のような支援を行っています。
・言葉の理解や表出の練習
・発音や話しやすさの改善に向けた訓練
・記憶・注意・遂行機能などの認知機能へのアプローチ
・実生活場面を想定したコミュニケーション練習
これらを通して、日常生活における「伝える」「理解する」「行動する」力の回復を支援します。
また、ご本人だけでなく、ご家族や職場・学校など周囲の方への助言や環境調整の提案も行い、安心して生活できる環境づくりや、社会復帰・役割の再獲得を支援していきます。
嚥下機能訓練
専門的なアプローチで、安全で豊かな食生活を支援します

- 嚥下障害のある患者様に対し、状態に応じて飲み込みの機能を高める訓練を行っています。一人ひとりの症状に合わせて、間接訓練と直接訓練を組み合わせながら実施しています。
必要に応じて嚥下造影検査(VF)を行い、正確に状態を把握したうえで、多職種と連携しながら経口摂取の獲得を目指します。
また、ミキサー食から常食まで、安全を第一に考えた食事形態の工夫や、退院後の食事指導も行っています。さらに、嚥下電気刺激治療機器を導入し、より効果的な嚥下機能の改善をサポートしています。
Related|関連ページはこちら